事業期間(団地再生):1993年~2004年 事業主体:ウエストミンスター区 従前戸数:500戸 完了後戸数:725戸

建設当初は、建築計画的に優れているとされていた空中歩廊であるが、犯罪の温床となり、団地全体の治安の悪化も問題であった。住棟には結露の問題がではじめ。80年代の終わりには大々的な改修が必要となってきた。イギリスの団地再生の最初の補助金制度エステイト・アクション事業を用いた代表的な再生事例となった。社会学者、アリス・コールマンの調査事例となり、数々の改善ポイントが指摘された。空中歩廊は全て取り払い、団地中央部の高層の住棟は取り壊し、近隣の街とつながる道路を新たにつくり、団地全体の見通しをよくし、循環性を高めている(パーミアビリティ)。各住居には個人の庭を持たせ、独自の玄関、その家に入るための専用玄関を増築した(ホームゾーン)。住棟は玄関部分を増築し、暗証番号制に。各階段にもオートロックがあり、6世帯前後で共同の玄関になっている。
バイタルリジェネレーションという非営利のエージェントが、教育やトレーニングコースなどを設置・運営している。

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空中歩廊があった棟

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見通しがよくなった団地中心部

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低所得者向けの住棟(薄茶色)

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新たにつくられた建物玄関(セキュリティが高められた)