- マンション売りたいけどどこに頼めばいいの?
- 申し込むとしつこい電話がかかってきそう…
- おすすめの不動産会社教えて!
自宅マンションを売却しようとしても、どの不動産会社を選べばよいかお悩みの方も多いのではないでしょうか
私はこれまで3回の自宅マンション売買で資産形成に成功しました
結 論 両手仲介をしない不動産会社「SRE不動産」をおすすめします
この記事では、東京大阪圏でマンション売却を検討している方がSRE不動産を選ぶべき理由を私の実例も交えて解説します
この記事を読むことで、SRE不動産を利用すると高値売却の可能性が高まる理由が分かります
私が自宅マンション売買を繰り返して資産形成に成功してきたノウハウのひとつです。高く売却することを目指している方はぜひ最後までお読みください
![](http://www.image-rentracks.com/10705/02_320_50.png)
片手仲介を専門としている業者を選ぼう
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/マンション売却儲かった体験記ブログ2−2-66779223b5a21.jpg)
片手仲介とは?
片手仲介は売主側のみの担当者となり以下画像では担当者Aにあたります
【片手仲介のイメージ】
画像出典;SRE不動産公式HP
売主が4,700万円で売りたいとして売却活動を開始するとしましょう
その広告を見た買主候補が4,400万円なら買いたいと思い担当者Bにその旨を伝えます
すると担当者Bから担当者Aに連絡が入り、売主には「4,400万円なら購入したいという方がいらっしゃいます。どうしますか?」と確認が入る、そこで売主がOKしなければ終わりです
次の買主候補を待つことになる
これが売主側、買主側の両方を担当する仲介業者だった場合どうなるでしょうか?
両手仲介とは?
両手仲介は売主側、買主側両方の仲介を同時に行うこと
【両手仲介のイメージ】
画像出典;SRE不動産公式HP
仲介業者としては、この取引が成立すると両者から仲介手数料を受け取れますから2倍おいしいのです
さきほどの例であれば、価格を調整してなんとか成立させようとするのではないでしょうか?
「4,500万円なら購入したいというお客様がいらっしゃいます。これを逃すと長引く可能性が高そうです」「4,500万円なら売っても良いと言ってくれました。これはチャンスです」
こんな感じで両者を説得する
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_1690.png)
画像出典;SRE不動産公式HP
両手仲介したい業者は自社で買主も探すため、せっかく他社から購入希望者の連絡をもらっても断る可能性もあります。この動きは売主には分かりません
片手仲介だからあらゆる方法で買主候補を探す
画像出典;SRE不動産公式HP
このマンションで中古が出たら買いたい、この地域で予算に合う物件を探してほしいという要望があれば、あらゆる不動産会社から紹介してもらえる可能性がある
Yahoo不動産やSUUMO、HOME’Sといったポータルサイトから問合せが入る
片手仲介なら買主側の窓口が広くなります
一人目の買主候補を見送ったとしても次の候補が現れます
希望価格で購入してくれる方に一人出会えればよい
これが高く売る仕組みです
各社の両手取引比率
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/マンション売却儲かった体験記ブログ3−2-667792a8ba2c7.jpg)
不動産仲介各社の両手取引比率は以下のとおり
企業名 | 両手取引比率 |
---|---|
三井のリハウス | 49% |
住友不動産販売 | 52% |
東急リバブル | 43% |
野村不動産グループ | 18% |
三菱地所ハウスネット | 30% |
長谷工リアルエステート | 21% |
住友林業ホームサービス | 29% |
小田急不動産 | 38% |
京王不動産 | 27% |
スターツピタットハウス | 28% |
ナイス | 8% |
みずほ不動産販売 | 24% |
ポラスグループ | 47% |
相鉄不動産販売 | 55% |
※住宅新報WEB「主要流通各社の2020年度の売買仲介実績」を元に算出
大手3社、三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブルは両手比率が高い
自社で顧客情報を多く持っており、売主側と買主側をマッチングさせやすいのでしょう
SRE不動産は「0%」です
自宅の相場価格を知る方法
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/マンション売却儲かった体験記ブログ4.png)
- どうやって調べればいいの?
- 匿名でできないの?
匿名で営業電話を受けることがなく精度も高いサイトを2つご紹介します
マンションレビュー
会員登録は必要なのですが、入力するのは郵便番号、メールアドレス程度です。電話番号や住所は要りません
マンション名を検索して物件のページで面積や階数を入力するとすぐに推定相場がでてきます
以下は私の自宅マンションで試した結果です
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2227-e1703025008722.jpg)
引用;マンションレビュー
推定相場価格 4,648万円は簡易サイトとしては精度が高い
私は4,700万円以上なら売っても良いと決めて売却活動をスタートしています
経緯はこのあとの項目で詳しく説明します
スミタスかんたん10秒査定
こちらは会員登録の必要もなく、物件名、面積、階数のみ入力するとすぐに査定価格が表示されます
同じく私の自宅マンションで試してみました
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2228-e1703025189963.jpg)
これも精度が高い。驚きました
会員登録の必要もなくこちらのほうがお手軽ですね
いずれのサイトも査定後に電話営業されることはありませんから安心してご利用ください
マンション価格は上がり続けている
5年前や10年前に購入したのなら値上りしている可能性が高い
マンション価格は2013年からの金融緩和以降高騰しています
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2024/06/IMG_2340-e1717454474823.jpg)
出典;国土交通省「不動産価格指数(令和6年2月・第4四半期分)」
2024年2月時点で2010年の2倍になろうとしています
購入時と同じくらいで売れたらいいなというのはもったいないです
もっと高く売れる可能性が十分あります
両手仲介をしたい仲介業者は取引が成立しやすいよう控えめの売出価格を提案してくる可能性が高い
自宅というのはほとんどの方にとって最大の資産です
これを高く売却できるかどうかの手間は惜しまない、人任せにしないようにしましょう
私の実例紹介
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/マンション売却儲かった体験記ブログ5-6677b3c66507e.jpg)
私がSRE不動産を利用して自宅マンションを売却した経緯をご紹介します
物件概要 | 埼玉県JR駅徒歩2分 14階建11階 74㎡ 3LDK |
---|---|
築年数 | 5年 |
売出時期 | 2023年9月 |
売出価格 | 4,880万円 |
成約時期 | 2023年10月 |
成約価格 | 4,780万円 |
無料査定を依頼
![](http://www.image-rentracks.com/10705/02_320_50.png)
このような無料査定の広告からマンションの情報を送信し1時間程で電話がきました
売出価格の設定
1週間後に自宅訪問を受け、部屋の中を確認してから以下の査定資料を提示されます
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_2138-e1698815327341.jpeg)
無料査定申込み時には売出し希望価格4,950万円と記載していました
売出し価格は実際に売りたい金額から5〜10%上乗せしておくのが通例です
このとき4,700万円までとは伝えていません
その後室内写真を撮ってもらい、専任媒介契約を結びます
数日後からSUUMO,HOME’S,Yahoo不動産など複数の不動産ポータルサイトに掲載されていきました
内見対応その1
SUUMOなどポータルサイトに掲載されるようになってから1週間後
内見者 | 20代 夫婦 2名 |
---|---|
買主側業者 | 大手仲介会社 |
内見時間 | 約15分 |
部屋の印象は良いイメージを持ってもらえたがあまり長くない内見時間で終了
申し込みが入る可能性は低いと思った
1週間後
内見対応その2
内見者 | 60代 夫婦 2名 |
---|---|
買主側業者 | 中小地元業者 |
内見時間 | 約30分 |
メジャーを持参され家具が置けるか確認したいとのこと
各部屋細かく採寸されていました
具体的な質問が多く購入の意欲が高いと感じる
2週間後
それから3日後の就業中電話が入ります
希望額4,700万円以上でしたので迷うことはありません
実はこの10日後、次の内見予約も入っていました
この場合の選択肢として
- 4,780万円で即決
- 次の内見者がいるので待ってもらう
皆さんならどうしますか?
希望価格を決めておき、それ以上の申し込みが入ったら即決する
私はこれを推します
欲を出して次の内見希望者がいるので待ってほしいなどと伝えると、この4,780万円の申し込みを逃してしまう可能性もある
皆さんが買主側だとしたらどうでしょうか?
本当に次の内見予定あるのかな?4,880万円でいいから買いたいと言わせたいのかもしれない…
不動産取引はまだまだアナログな世界です
この人から買いたい、この人に売りたい、金額の数字だけでなく感情面にも左右されるのです
内見時は部屋の使い勝手だったり周辺環境など世間話もします
あのときは親しく話してくれたのに、こんな駆け引きをしてくるのか…
- 4,880万円でいいので買いたい
- 次の内見者の結果を待ちます
- やっぱりこの物件は見送ろう
どうなるか賭けになってしまいます
そして次の内見者が4,880万円で申し込みをしてくれる可能性は低いでしょう
希望額以上の申し込みなら即決すべきです
希望額未満、例えば4,600万円の指値だったらどうしていたか
4,700万円ならお受けしますと回答していました
値下げ許容額を決めておくとブレなくなる
相場を知っておくことは本当に大事です
2023年12月、代金の受け取り、鍵の引き渡し、登記簿登録手続きを経て無事に完了しました
無料査定を依頼したい方は以下にリンクを用意しましたのでご利用ください
内見前清掃のコツ
水回りをきれいにすること
シンクの水垢、風呂鏡の汚れ
これを気にしましょう
私が以前買主側として中古マンションの内見に行った際、購入を見送った理由がまさにこれでした
洗面台シンク
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2236.jpeg)
シンクに水垢が付いています
これは経験上ティッシュを濡らして拭くだけで十分きれいになります
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2237.jpeg)
だいぶきれいになりました
キッチンシンク
なるべく生活感が出ないようモノは減らしましょう
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2238.jpeg)
洗剤やスポンジが置いてある状態
内見者に良い印象は与えません
他人が生活している場所というイメージを持ってしまう
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2239.jpeg)
全て隠してしまいましょう
内見者はどんな部屋か楽しみに来ているわけです
豪華なエントランス、共用施設、眺望の良さ…
せっかく買主に高揚感を持ってもらえたとしても、部屋に入ったら水を差すことになってしまいます
浴室鏡
最も注意したい厄介なところです
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2221.jpeg)
縁に溜まった水垢や石鹸カスが手強くスポンジで擦っても落ちません
皆さんが買主側だったとして、これを見たらどう思いますか?
気持ちが冷めてしまいそうです
私は重曹でパックする方法で落としました
「鏡の縁にたまった白い汚れの正体は?簡単に落とす方法と予防法をご紹介(くらしのマーケットマガジン)」が参考になります
内見者は人生で最も高額な買い物をしようとしています
妥協せず準備をしてください
お金をかけて専門業者に依頼することも検討しましょう
仲介手数料より成約価格を重視すべき
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/マンション売却儲かった体験記ブログ6-66823cde6c701.jpg)
売却の際には成約価格×3%+6万円の仲介手数料がかかります。もう少し安い業者もあるようですが私はこの手数料で納得しています
この手数料以上に高く売れればよいのです
売却価格4,780万円では仲介手数料は149.4万円、仮に手数料が半分の業者でも4,680万円でしか売れなければ損をしてしまう
たくさんの買主候補の目に留まるSRE不動産の売却手法であれば高く売れる可能性が高まります
仲介手数料が安いことを宣伝している業者に飛びつくことがないよう注意してください
2回目以降SRE不動産は20%引き
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2235-e1703145621876.jpeg)
専任媒介契約の際に提示してくれました
これは私も知らなかったので棚からぼた餅気分です
30万円程お得になりました
不動産の無料査定を心配する必要はありません
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/マンション売却儲かった体験記ブログ7-66825663df3da.jpg)
マンション売却は不動産仲介業者に査定を依頼することから始まります
依頼するとしつこい営業電話がかかってくるのではないか、契約や売却を迫られるのではないかと心配になるかもしれません
1~2週間程度で査定結果報告書といったしっかりとした書類が送られてきます
同時に確認の電話もかかってくるでしょう。仲介業者の担当者として当たり前のことだと思います
その電話で売却の可能性や時期、次の購入予定などを伝えれば大丈夫です
不動産業者の営業というのは、「正直不動産」のイメージからか何か悪い人が多く、だまされるのではないかと警戒してしまうかもしれません
私の経験ではそんな印象は全くなく、当然自分の営業成績のため物件が売れるよう一生懸命動いてくれました
特にSRE不動産は売主とWIN-WINの関係です
3カ月程度のお付き合いでしたが、雑談のなかで不動産業界のウラ話も聞けたりしました
売却の第一歩になる無料査定を必要以上に心配しなくても大丈夫です
各住宅サイトおすすめ不動産会社ランキング
![](https://www.housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/マンション売却儲かった体験記ブログ8-66825f0db9037.jpg)
各住宅サイトが掲載している「不動産仲介会社ランキング」を覗いてみました
サイトA
1位 | 三井のリハウス |
---|---|
2位 | 東急リバブル |
3位 | 住友不動産販売 |
4位 | 野村不動産グループ |
5位 | 三井住友トラスト不動産 |
取扱い実績をおすすめの理由としていて、これはそのまま取扱い高の順位となっています
公益財団法人不動産流通推進センターが発行する不動産業統計集の17ページ目を参考にしているようです
SRE不動産はリストに入っていません
サイトB
1位 | 三井のリハウス |
---|---|
2位 | 住友不動産販売 |
3位 | 東急リバブル |
4位 | 大京穴吹不動産 |
5位 | 大成有楽不動産販売 |
おうちの語り部という不動産会社の口コミ評判サイトで口コミ数を基に人気ランキングにしているとのこと
そうなると当然大手の仲介業者が上位になります
SRE不動産は10位以内に入っていません
サイトC
1位 | SRE不動産 |
---|---|
2位 | 三井のリハウス |
3位 | 住友不動産販売 |
4位 | 東急リバブル |
5位 | 野村不動産グループ |
このサイトではいきなりSRE不動産が1位です
片手仲介が高値売却を追求できること、両手仲介ではそれができない仕組みであることが解説されており私と同じ考えですね
2位以下は実績や経験の豊富さという理由で大手が並んでいます
私がおすすめランキングを作ったらこうなります
キウイ
1位 | SRE不動産 |
---|---|
2位以下 | 該当なし |
他に片手仲介を専門にしている業者がありません
中古不動産売買が盛んな米国では両手仲介を禁止しているそうです
SRE不動産はソニーグループの不動産会社
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2022/09/F9A3B6C7-C064-48FA-A957-7191F84E4EEA.png)
画像出典;SREホールディングス公式HP
SRE不動産についてもう少し触れます
ソニーグループの不動産会社として「ソニー不動産」の会社名で2014年に設立
従来からAI技術を用いた事業を積極的に行っていた経緯もあり、2019年にSREホールディングスの不動産事業としてスタートしたのが「SRE不動産」であり、不動産業界や金融機関向けに業務支援型クラウドサービスを提供している事業も手がける
対応地域が限られている
査定可能なエリアが、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県に限られており、これをデメリットとして指摘する意見もあるようです
対象外の地域であればSRE不動産は利用できません
全国に広がってほしいですね
SRE不動産の口コミ評判はどうなのか?
公式HPには「お客様の声」として約4,000件掲載されている
悪い評価もそのまま掲載しているようです
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2022/09/06341108-7CC1-48FD-8EF0-EB5268842005-e1678711566528-1024x811.jpg)
画像出典;SREホールディングス公式HP
私がこれら口コミを閲覧して多い意見を抜き出してみました
売却までの期間が短いことの口コミが目立ちます
それがゆえに、もう少し高くても売れたかもしれないという口コミもありました
先ほどの解説のとおり、売却専門のエージェント制だからSRE不動産で買主を探すことがなく、多くの仲介会社に積極的に物件広告をしてもらうため買主に物件情報を見てもらう機会が増える
これの成果なのでしょう
売却金額について満足との口コミも多くありました
これもより多くの買主候補の目に留まったから希望価格で購入してくれる方と出会うことができたということ
これらは担当したエージェントに対する意見です
90%以上は好意的なもの
これはSRE不動産が仲介手数料の上限である成約価格×3%+6万円に設定しているためでしょう。ここを安くしている業者があるのは確かです
無料査定を依頼したい方は以下にリンクを用意しましたのでご利用ください
このブログの目的
![走る1歳児](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/01/25192363_s.jpg)
私がマンションの購入と売却を繰り返して得たノウハウと、おすすめできるマンションの条件をご紹介していきます。具体的によい物件があれば記事にします
2023年現在4件目のマンションを購入し、3件目はさきほどご紹介のとおり売却しました。1,000万円以上の売却益を得ています
数年快適なマンションに月2万円程度の管理費修繕積立金で暮らせて退去時にそれ以上戻ってくるといった感覚です
12年前までは賃貸に住んでいました。2012年に1件目のマンションを購入してからはマンション選びを間違えなければ資産形成できると確信しました
そして何故資産形成を目指すのでしょうか?
「豊かな人生を手にいれる」
何か具体性に欠けますね
豊かな人生とは何か?
限りある人生の時間を何にどれだけ費やすのか自分の価値観で決めること、生活のためにやりたくない労働や付き合いたくない人と過ごすことを強制されないこと
もう少し上手い表現ができればいいのですが何となく伝わるでしょうか
そのためにはどうしても資産が必要になる
どれくらい資産があればよいか、これは人それぞれという話になりますが、ゴールの金額を決めることができればそれに向けての熱意が沸くというもの
私の目標は 資産収入 > 生活費 の状態をつくることでした
いわゆるFIREというやつですね
FIRE(Financial Independence Retire Early)とは「経済的自由」や「経済的自立」という意味で、持っている資産から得られる配当所得や不動産所得の合計が、その人の生活費を上回っていれば仕事を辞めてもよいというもの
資産から得られる所得を年4%に設定すると、1年間の支出×25年分資産を持っていれば達成できたことになる
所有している自宅マンションを現金化した場合の自分の総資産額を算出し、仮に家賃10万円の賃貸住宅に住んだ場合の年間支出額を計算すると25年分というのがもう少しであることがわかりました
勤めている会社を今退職してもらえる退職金を足せば25年を超えます
となると
今すぐ会社を辞めて退職金をもらい、自宅マンションを売却して得た現金の大半をS &P500やオールカントリーといった手数料の低い投資信託に投入する
そして住みたい場所で家賃10万円ほどの賃貸住宅を探してそこで仕事をしなくても生活をしていける
定年まで会社員を続けること以外考えていなかったのが、そういう選択肢が自分にあるとわかったのです
「もう働かなくても生きていける」
なんだか気持ちに余裕が生まれました
「会社員を続けてもいいし、辞めても生活に困らない」
この計算をした結果、精神的な安定をもたらすことになりました
会社員を辞めずに新築マンション買い替えの自宅投資を続けていく
![湾岸タワーマンション群](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/02/25595744_s.jpg)
FIREしても仕事を続けたい人は続けてもいいし、辞めたい人は辞めればいいわけです
仕事は今の会社員でもいいが、個人事業主になったほうが自分でやりたいこと、付き合う人を選ぶことができる
会社員を続けながらまずは副業として個人事業主になる可能性を模索してみるのも良いでしょう
このような道に行くこともできると理解した上で、私は定年まで会社員を続けていくつもりです
辞めてもいい状態になっているからこそ、定年まで安定した精神状態で会社員生活が送れると思っています
自宅投資は自分の強み
副業と言ってよいか分かりませんが、資産価値の高い新築マンションを選んで購入し5年以内に売却しながらこれを繰り返す自宅投資という手法で一定の資産形成をしてきました
このブログでも私がおすすめしている自宅投資を実践するには基本的に住宅ローンを組む必要があります
住宅ローンを借りるのに会社員であることが必要で、会社を辞めてしまうといくら株式などの資産を持っているからといっても同じように住宅ローンの審査は通らないのではないでしょうか
会社員であることで住宅ローンを借りられる与信というものが手に入ります
さらに住宅ローンを借りると団体信用生命保険に加入することになり、万が一のときにはそれ以上の返済が免除されるのです
住宅ローンは生命保険替わりの機能も備えています
自宅投資を続けながらQOLの高さと資産形成の両立を狙う
QOL=Quality of life(生活の質)
私のプランとしては会社員であることのメリットを定年を迎えるまでは享受し、住宅ローンを駆使して資産価値が高く生活に便利な自宅マンションに住みながら売却益を狙う、QOLと資産の積み上げの両立を狙っていくつもりです
分譲マンションのほうが住宅の質が高い
数千万円という金額での購入対象となる分譲マンションと、収益を目的とした賃貸住宅では住宅の質が異なります
先ほど家賃10万円で計算しましたが、分譲マンションと比較すると建物や設備の質は当然低くなります
というわけで、FIREできる資産形成ができたとしても定年までは会社員を辞めることはないと思います
自宅投資は税制面で有利
自宅投資とは自分で住むマンションを数年ごとに買い替えて値上り益を得ていく方法です
マンションの売買を繰り返すというとプロの不動産ブローカーか投機筋といった人たちがやっている世界で庶民には関係ないことと思われるかもしれません
自宅投資は誰もが必要な「自宅」を投資の対象にしていることに意味があり税制上有利になります
自分で住むことを前提とした住宅ローンは、売買や人に貸すための投資用ローンに比べると金利面で非常に有利です
住宅ローン金利は0.4%程度ですが投資用ローンは2%前後
さらに住宅の取得を促進するための税制として住宅ローン減税というものがあり、住宅ローン残高の0.7%が13年にわたって毎年戻ってきます
また、住宅ローン控除とは併用できないものの売却益が出た場合3,000万円までは無税という譲渡所得特別控除という制度もあります
とにかく自分で住む自宅の売買に絡む金利であったり税金が優遇されているのです
一個人が自宅を短期で売買することを想定していないと思われますが利用できるものは賢く利用しましょう
マンション価格は下がらない
今後のマンション価格について私の予想と根拠を書いてみます
マンション価格は緩やかに上がり続けると予想します
日銀植田総裁の発言
![国会議事堂](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/03/23928195_s.jpg)
日銀植田総裁が金融緩和の継続を明言しこれがしばらく続くであろうとの観測から2023年は円安傾向が維持されました
2023年1月は1ドル128円程度でしたが12月28日現在140円台です
金融緩和を継続することを明言したこと、米国の金利が高いまましばらく維持されそうという観測から日米の金利差が円安の理由になっています
円安になるとマンション建築に必要な資材の価格が上がる
私の本業の業界でも2022年からはじまった円安により輸入原材料が30~50%の値上げとなり、販売価格に転嫁できなければ赤字に転落する事態となりました
30年近く携わってきていますが正直これほど急激なことは経験がありません
この値上げを飲まなければ今後販売できませんという強硬なものだったり、採算が取れないので販売を取りやめるということもあり一部混乱も招いたのです
マンション価格の原価は土地代に建築費、広告費、人件費などですが、建築資材を扱う建材メーカーは原材料を輸入に頼っていることが多く、値上げができなければ事業を継続できない状況でした
マンション建設に必要な資材とは、鉄骨、内装材、電気設備と多岐にわたっており、これらを取り扱う商社、メーカーでは2022年1月から第一弾の値上げ申請、2022年10月以降には第二弾の値上げ申請をマンション施工業者に打診したものと思われます
マンション施工業者も今後マンション販売会社と施工請負契約を取り交わす際にはこの値上りした価格で交渉することになる
そうなるとマンション販売会社がモデルルームを訪れた購入検討者に提示する価格は当然高くなるわけです
世界的なインフレは継続している
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/12/23339179_s.jpg)
諸外国では高いインフレ率が維持されているようです
米国の金利が下がらないのは、米国FRBがまだインフレを抑えきれていないと判断しているからでしょう
インフレは悪いことと思われるかもしれませんが、物価と賃金が緩やかに上がることはむしろ健全な経済成長であり歓迎されること
日本でも一部企業から賃金を上げるというニュースを耳にするようになり、日本人の所得が上がる流れも出てきています
所得が上がって、物価が少しづつ上がる健全な経済成長に日本も歩み出そうとしているのかもしれません
日本の不動産は外国人からは魅力的ではないか
外国人からみると日本の不動産は魅力的に映るのではないでしょうか
たとえばある程度資産を持った米国人が、アメリカでは無理だが物価の安い日本なら株式などの資産からの利回りで生活していける、治安もいいし食事も生活インフラも良いなら日本に移住して自由に暮らそうと考える
日本人の平均寿命が長いというのも、医療体制や食生活が健康を保つ上で適している証拠なのかもしれません
コロナ禍は一区切り
![](https://housing-museum.com/wp-content/uploads/2023/03/F8D2D945-0729-4C6D-959B-4B6E1B3370D1-640x360.jpeg)
コロナ前の景気はいかがだったでしょうか?
1980年代後半のバブル期を知らない私の社会人経験からすると、コロナ前の2018年から2019年が最も会社の利益も高く賞与も過去最高を記録するほどでした
2023年5月8日から新型コロナウイルスは2類から5類に分類が変わり一区切りとなりました
これらの要因から
マンション価格も緩やかに上がり続けると予想しています
最後までお読みいただきありがとうございました