不動産売却を進める中で、
「思ったより問い合わせが少ない」
「話が自社の買主ばかりに寄っている」
そんな違和感を覚えたことはありませんか
囲い込みは、気づいたときには選択肢が狭まっているのが厄介な点です
この記事では、売主の立場で今すぐ確認できるチェックリストをまとめました
すでに媒介契約を結んでいる方も、これから検討する方も、「主導権が自分にあるか」を確認する材料として使ってください
Contents
囲い込みチェックリスト(基本編)
まずは、売却活動の土台となる部分です
- レインズへの登録が完了していると、登録証明書を提示された
- レインズの「取引状況」は定期的に説明されている
- 他社からの問い合わせ件数を具体的に共有されている
- 「今は反響が少ない理由」を数値や根拠で説明できている
一つでも曖昧な点があれば、注意信号です
囲い込みは、情報が不透明な状態で起こりやすくなります
囲い込みチェックリスト(進行中のサイン)
次は、売却活動が始まってから現れやすい兆候です
- 内覧が自社経由の買主に偏っている
- 「他社の買主は条件が合わない」と曖昧な理由で断られる
- 値下げ提案が早く、代替案の検討が少ない
- 売主の希望より「早く決めたい空気」を強く感じる
これらが重なる場合、売主の利益より仲介側の都合が優先されている可能性があります
囲い込みチェックリスト(会話で見抜く)
囲い込みは、説明の仕方にも表れます
- 「囲い込み」という言葉自体を極端に避ける
- 質問すると専門用語で煙に巻く
- 他社仲介を過度に否定する
- 「うちに任せておけば大丈夫」と根拠なく強調する
健全な仲介であれば、売主が比較・検討すること自体を止める理由はありません
チェック結果で分かれる次の一手
チェックがほぼ◯だった場合
今の担当者と売却を続けつつ、
- 定期報告の頻度
- 情報開示の範囲を明確にしておくと安心です
△や×が多かった場合
「すぐ売る/売らない」とは別に、セカンドオピニオンを取る価値があります
重要なのは、
- 今の価格が妥当か
- 売却の主導権が誰にあるかを冷静に確認すること
売主が主導権を取り戻すためにできること
囲い込みを防ぐ一番の方法は、情報を一社に独占させないことです
- 査定額だけでなく「売り方」を比較する
- 今すぐ売らない前提で相談する
- 複数の意見を聞いたうえで判断する
売却は、急がなければならない場面ばかりではありません
選択肢を持っていること自体が、最大の防御になります
まとめ:チェックは「疑うため」ではなく「守るため」
このチェックリストは、誰かを疑うためのものではありません
- 自分の判断を守る
- 売却の主導権を確認する
- 納得して進めるための材料を持つ
そのためのものです
不動産売却は、「知らなかった」だけで結果が変わることがあります
今の状況を一度整理してから、次の判断をしても遅くはありません
次のステップ案
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